2019年2月10日日曜日

夢 家探しの冒険

夢を見た。

「行くよ」と言われたので家を出た。
ふたつ隣の駅まで。
列車に乗っているがなかなか着かない。
おかしいなあ、こんなに遠くないはずやけど。
風景にも記憶がない。
何か格子のシルエットが車窓に流れ続ける。

ようやく列車が停まった。
「ふ○✕△・・・」とかいう名前を知らない駅だ。
「ここだ」と言うので降りた。
「記録だけでも残せればいいが」と父がつぶやいた。

父と姉とボクの三人だ。
母はどこにいるのだろう。
あちこちさまよい歩く。
どうやら引っ越し先の家を探しているらしい。

浅く水が溜まっているところに出た。
明るい鍾乳洞という感じ。
幾何学的な形をした敷石のような自然石のような、の上を歩くことができる。
が、どこをどう行ってもどこにも出られない。
あきらめて引き返す。

姉と父が別方向に行く。
ボクは大好きな姉についていく(本当のボクに姉はいない)。
なんだか部屋のようなところに入っていく。
姉は段々を上がり高い畳敷きの場所に行く。
近づいていくと姉は倒れていた。
抱き起こすと綺麗だった姉はしわくちゃに干からびようとしていた。
「ここは・・・だめ」とボクだけ逃がそうとする。
それでもどうにか引きずってその場を離れようとする。
上から何かが落ちてきた。
しわくちゃになった姉の死骸が逆さにぶら下がった。
本当の姉じゃない。本当の姉はまだボクが抱えている。
あちこちで姉の死骸が落ちてきてぶら下がる間を縫って逃げ続ける。

「こっちだ」父が言う。
ついていく。
だが何かが襲いかかって来ていて逃げられそうにない。

そこで目が覚めた。
刺激的な夢だったので覚えているうちに控えておこうとスマホのスイッチを押す。
が、付かない。
何度もスイッチを入れ直してるとぼーっと何かが浮かび上がってきた。少なくともスマホの画面ではない。
恐怖にかられ今度は消そうとするが消えない。
何度も何度もひたすらスイッチを押し続ける。

そこで目が覚めた。
今度は本当の目覚めだろうか?