2010年1月31日日曜日

読了 森薫「エマ 3」

エマ (3) (Beam comix)
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エンターブレイン (2003-11-25)


このシリーズを読むことは今日のシアワセ。

3巻 2003年
人が変わったように真面目になったウィリアムだがグレースとハキムだけは疑問を感じている。はたしてウィリアムの真意とは?
一方エマは新しい職場に就き、とまどい、過去をひきずりながらも歩みはじめていた。
そして著者が女性だとわかる驚愕の一冊。


1巻
19世紀末ロンドン。
芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」と坂田靖子「バジル氏の優雅な生活」の両方の雰囲気があるような。
あっさりした絵柄とほわほわした物語。

2巻 2003年
ひとりっきりになったエマ。
身分違いの恋に否定的なウィリアムの家族たち。

-19世紀末ロンドン
-メガネをかけたメイドさん
-やさしい上流階級の青年
-身分違いの恋
-上流階級
-ゆったりした展開
-インドの王族
-抑制


エマに関する簡単なリストを下に置きます

【アーサー】ウィリアムの弟。次男。寄宿学校の監督生。まじめな性格。
【アル】ケリーとダグの古い知り合い。
【アデーレ】エマの新しい職場メルダース家のメイド長。クールな感じ。
【アルマ】メルダース家のメイド。
【イーダ】メルダース家の厨房要員。
【イライザ】上流階級3人娘の一人。ちょっとキツイ感じ。結婚相手への条件が高い。
【イルゼ】メルダース家のお嬢様。5歳。
【ヴィーク】メルダース家の家政婦(ハウスキーパー)。ヨハンナとは仲が悪いらしい。
【ヴィヴィー】ウィリアムの妹。次女。気が強い。ハキムに興味津々。
【ヴィルヘルム・メルダース】ドイツからの移民者。
【ウィリアム・ジョーンズ】主人公。上流階級の青年。やさしいぼんやりした性格。エマさんに一目惚れ。
【エマ】主人公。先生のとこの眼鏡をかけたメイドさん。すごくモテるがすべて断っている。なぜかウィリアム坊ちゃんには惹かれている。
【エーリヒ】メルダース家の坊ちゃん。
【エレノア】社交界で会った女性。ウィリアムの相手としてリチャードが選んだ。お嬢さまならではのわがままさはあるものの、すなおないい娘さんではある。なぜかウィリアム坊ちゃんに一目惚れしたもよう。
【グレイス】ウィリアムの妹。長女。おっとりしていて心配性。エレノアとは友人。若い娘さんたちに人気がある。同性から見て素敵なレディーなのだろう。
【ケリー・ストウナー】エマを拾い育てた主。ウィリアムが子どもの頃の家庭教師。厳格な先生だったのでウィリアムはちょっと苦手。18歳のとき結婚して20歳のとき寡婦となる。今は家庭教師業を引退している。
【コリン】ウィリアムの弟。三男。まだ小さい。
【スティーブンス】ジョーンズ家の執事。
【ゾフィー】メルダース家のメイド。
【ダグ】ケリーの死んだ夫。
【ターシャ】エマが汽車で知り合ったメイド。メルダース家に勤めている。ひとつの職場で2年以上続けられないところが悩み。明るい性格。奥様はなぜかターシャをよく連れていく。
【テオ】エーリヒが飼っているリス。
【トマス】メルダース家の執事。
【ドロテア】メルダース夫人。完璧に見えるが大ざっぱでさばけた女性。
【トロロープ】ドロテアの友人。謎の人らしい。珍しいものが好き。ウィリアムと関わりがあるようだ。って、まだ姿の見えてないあの人に決まってるか。
【ニニ】ミセス・トロロープが飼っているサル。いきなりエマのスカートの中に突っ込んだ。
【ハキム】ウィリアムのインドの友人。王族。エマに求婚する。
【ハンス】メルダース家の執事。クールな感じ。エマのことが気になる。ドイツ人。
【ファニー】上流階級3人娘の一人。おっとり系。
【ブルッフ】メルダース家の執事。
【ブレナム夫人】慈善活動が好きな人。
【マーサ】トロロープ家のメイド。おばあちゃん。
【マリア】メルダース家のメイド。アデーレと同室。
【ミューディーズ】貸本屋。
【森薫】おまけの後書きマンガで活躍。
【ヤン】メルダース家の執事。
【ヨハンナ】メルダース家のコック。厨房をまかされている肝っ玉母さん。ヴィークとは仲が悪い。ドイツ人。
【リタ】メルダース家の厨房要員。ハンスのことが好きみたい。
【リチャード・ジョーンズ】ウィリアムの父。「英国はひとつだが中にはふたつの国が在るのだよ すなわち上流階級以上とそうでないもの」
【ロバート】ウィリアムの友人。

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